推薦状

おはようございます

この記録を毎日のように綴るようにしようか

考え中です。

この文章間が気持ちいいので。

わたしは先日、人生はじめて推薦状というものを書きました。

少しそのことを

去年、アーツカウンシル東京というプロジェクトのナビゲーターとして一年間走ってきました。

https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/events/48555/

意思伝達、翻訳、解釈の狭間には、常に誤解や誤読が介在し「わかりあえなさ」が存在します。
どうすれば自分が感じたままをそのままに伝えることができるのか。また反対に相手の想いをどうすればそのままに受け取ることができるのか。「わかりあえなさ」を受け入れながらも、伝えあいの間に立ち現れるこの「伝わらないことへのもどかしさ」に、新たなコミュニケーションの回路を拓くヒントが詰まっていると思うのです。

ディスカッションやワークショップ、リサーチを重ねます。その経験を通して、参加者自身が自分の感覚を掴みながら、異なる感覚を持つ他者とのコミュニケーションを促進・拡張させる新たなメディアや手法を発明することに取り組みます。

こんなことを。

まず多くの応募者から書類とzoomで面接をして、一緒に走っていくメンバーを決めた

わたしたちは、何より”切実さ”を大事にしていた気がする

いまじゃなければならない。という熱を感じるようなひとに

このタールでわたしも多くのことを学び、苦しいとおもうこともあった

他者というより、自身の解釈に苦しんだ

他者の考えを解くと同時に自分の頭も悩ました

その経験は、わかりあえなさを理解することにつながっていると

素直に向いていないのだと思った。自分の作品に向き合うことに夢中なわたしは、他者の作品づくりに入りすぎてしまうような気がする。

共にナビゲーターをしたなっちゃん(和田夏実)は頼もしく俯瞰して見れている

だからこそ一緒に悩んだり、手を動かすことができたのかも。

いまはそう思う。

このタールで、出会った方から芸術の大学に行きたいと相談を受け書くことになった。

少しでもこの一年で芸術というものを継続してつくっていきたいと思ってもらえたような気がして、嬉しかった。

人生の大事な分岐点に立ち会えた気がする

人をひとに推薦する?とても堅くてかしこまったが、彼の素敵なところを綴れば良いのだと解釈し、お正月に取り掛かる。

彼はサンポエムという、散歩をしながら詩をかくということをしていた

詩という切り口から朗読や即興物語を作ったり。

会う前に彼の文章を読んだときは、素直に会いたい。と思ったものだ

彼は人を引き寄せる力がある、愛される素質がある

羨ましい

彼が行きたい方向へ後押しできたら嬉しい

わたしも詩がすきです

活字が弱いわたしは詩の短い一つ一つに意味や空気を含んでいるとおもっている

彼と朗読会をしたわたしはこみ上げてきた言葉のちからに

涙がでた

朗読、おすすめします

とっても良いです。

そんなお正月を過ごしました。新鮮

わたしの周りには推薦したいひとばかり

一人でつくっていますが、他者と作り上げることは本当に難しい、苦手です

でももしも他者と走るなら、相手を尊敬し惚れ込むことを大事にしています

何をしてきたかではなく、何を見てるか

話がそれました

彼に幸あれ

Narumi Uetani