結婚式というものは私にとって遠い儀式だった
誰と結婚してもどんな節目を迎えても
私はいいと思う
何のためにしたのかと問うてみれば
人が再会する、出会う機会を作りたかった
死んで葬式で会うか
結婚式で会うかしかない
ひとつここでやってみたい
喜界島、鹿児島、福岡、熊本、神奈川、三重から
遥々来た親戚、友人の顔は鮮明に覚えてる
簡略化した儀式を馬鹿馬鹿しいとも思った
古びた建物から出てきた十二単を見て
これを着たい
服飾文化において教材にも出てくるその衣装を
着た人間になってみたい単純にそれだけ
平安時代の正装
一枚一枚重なる襟元の美しさ
十二単のできる着付け師は減ってきているそう
久しぶりに着付けるとキラキラしたおばちゃん達
古典的な形式の多度大社にて
私達は結婚式を挙げた
参列して下さった皆様どうもありがとうございました。今回身内と友人数人だけで行わせて頂きました。また友人達とのパーティ(?)は別日で。
2023年9月23日