美しい人生

壁塗りの女性たちは強い
力強い母を感じました
みんな誰かの子ども
そして誰かの母かもしれない

生きる強さを感じて
わたしもこんな母になりたい
と、思わされます

やっぱり私の理想は母という
抽象的な対象であり
ぐっと堪えられる力を持った
大地のような広い心とたくさんの愛を持つひと

母蛸は子供を孵化させるために何も食べずじっと子供を守り
子供を見届けたあと海の餌になる
それが母蛸の最後であり、母と子の別れの時
海の中では雌が子育てをするのは珍しい
そんな結末は美しい

美しい人生と呼ぶべき