空と海へ
私にとって”自分”を感じた日だった
言葉には表現し得ないこと
第一印象、とてもかっこいいことをしている人
奥野さんに逢いに行ってみたいと思い千葉へ
利用者さんのつくるもののクオリティやセンスがずば抜けている
それは奥野さんの両親から代々引き継いだ
ここでの生き方が光り、圧巻だった
どこか、原住民や民族的なつくり方を感じたが
何も情報を得ていない利用者さんは
きっと昔の時代と同じものづくりの仕方なんじゃないか
玉留めがわからないから全部ながーく裏に流しておく
情報過多の現代社会には出来ないようなものづくりが
彼らにはできるとその時とてもハッとした
これが”ものづくりが生まれる場所”と勝手に思った
それと同時に日本の古布やボロ、着物などを集めた店を
自身で古い建物を時間をかけて作ったり
そこのものづくりと障がい者福祉施設に結びつくことが
私を肯定してくれたのかもしれない
何も言わず、肩をポンと叩かれた